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Channel: 【Real.アジング~真実へ~】第5章
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アジングに求めるモノ

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先日、10数年ぶりに【風邪】の症状を体感した中村です。


仕事が始まると気が抜けたか?


やはり海に出てないと体調が優れないよね?



さて…



ここ数ヶ月で

『海猿さんは外房や南房で40㎝クラスのアジを狙わないのですか?』


といった内容のメッセージ数回頂いた。


逆に俺は全てのメッセージに

『なぜ40㎝クラスを釣りたいのですか?』


と、答えるようにしている。


以前も書いたことがあると思うが、俺はサイズや数よりも【趣】に拘りアジングをしている。

勿論、そこに【趣】があるならば、サイズは大きく数が沢山釣れるに越したことはない。


しかしながら…



外房や南房エリアのデカアジは時期とポイント次第で簡単に釣れる。



横浜に至っても…


同じポイントでサイズを釣り分けることは不可能である。



地域によっては、レンジや釣り方でサイズを釣り分けることが可能なアジングもあるが…


同じポイントで釣り方次第でデカいサイズを狙えるなら楽しいのだが、サイズは運次第である。



【ポイント次第】


居れば誰でも釣れる状況が常である。


外房~南房の尺以上を狙うアジングはデタラメなアジングである場合が殆どであり…


デカいとそれなりに楽しいが…

俺はそこに【趣】は感じない。


こんなことを書くと南房エリアをホームとしてアジングしているアングラーは鼻息荒く反応するのだろうが…


それは間違いの無い【真実】である。




まあ、デタラメなアジングと言えど、多少の技術や経験は必要であるが、決してシビアなアジングとは言えない。



例えば朝マズメ…

地元のルアーフィッシングをしたこともないオッチャンがMキャロを付けてブン投げてクルクル巻いていれば尺オーバーが簡単に釣れる状況である。



余談だが、Mキャロというのはタダの飛距離稼ぎの飛ばし道具ではない。



本来は水深の深いエリアで効率的にボトム付近を攻略するためのアイテムであり



外房や南房ではMキャロ本来の性能は引き出せてはいない。


しかし、そんな事はおかまいなしで釣れる。


そう!

デタラメだから。


けどね…



まあ、俺からすればわざわざ高価なMキャロなんか使わんでも…


ジェット天秤で上等だ!


ちょっと言い過ぎたか?



ナツメオモリで上等だ。


話しを戻そう。


そもそもシビアな状況の少ない外房や南房のアジング。



確かに、どうせデタラメで釣れるならば、デカいに越したことはない。


食べるにせよ、ファイトにせよ、自慢するにせよ…



デカい方が良いのは当たり前。



メディアの煽りを受けてアングラーは


【デカい個体に価値が有る】


そんな思考に陥っている気がする。


俺からすれば、南房エリアでデカいサイズを釣ったからと言って《腕が良い》とか思うことはない。


先日、俺が35classを釣って並べて写真を撮っていると、おもむろに自分が釣ったアジを持ってきて…


class俺より1㎝大きいから勝ち誇ったツラで

『36㎝ありました!』


って…


おいっ…


なので優しく諭してやった

『今の状況ならばサイズは運だよ』

と。

それでもclass俺よりも沢山釣っていれば評価したのだが、俺の半分も釣れてないから尚更、残念なアングラーだった。










居れば釣れる訳だから南房は。



南房や外房のデカいアジに【価値】が有るとすれば…


◎ポイント選びとタイミング


であり、そこに技術介入的な要素は少ない。

というより、南房エリアの30㎝を超える個体の朝マズメのアジングは【何でも喰う】状況だ。


ミノーでも、メタルジグでも、スプーンでもスピナーでも…


うどんでも、蕎麦でも、パスタでも、コンビニのビニール袋でも釣れる。


しかも、サイズが上がれば口周りは硬いのでバレる事も少ない。


単にデカいアジが釣りたいならば青物を狙うようにメタルジグをガンガン投げ続けていれば良い。


何日かかるか解らないが…

そのうち40㎝や50㎝がアジが釣れるだろう。


まあ、それが楽しいと思うアングラーを否定しているわけではない。


南房エリアのデカいアジは

『簡単に釣れる』


『俺は趣は感じない』


『デカいとそれなりに楽しい』


という事実を伝えているだけである。


しかしながら、ポイントとタイミング次第で誰でも釣れる南房エリアのデカいアジ。


そんなデタラメに釣れるアジングを難しく知ったかぶりで語り、自分の価値を上げようと一所懸命な胡散臭いアングラーが居るのが残念だ。


ラインは強ければ何でも良し

ジグヘッドの種類も

ワームの形状も

テキトーでO.K.


尺を超える個体は口が大きいのでフッキング率なんざ考える必要もない。


ロッド?


操作感度なんざ必要なし。

シーバスロッドでも、エギングロッドでも、【俺のアジングロッド】でも、バスロッドでも何でも良しである。


ジグヘッドをポイントまで投げることが出来れば良い。



とにかく、ラインが切れなければ何でも良しである。





そこで考えて貰いたい事。


【アジング】という釣り


シーバス釣りとタナゴ釣り

どちらの釣りに似ているだろうか?


まあ、どちらかに当てはめるというの可笑しな話しだが…


俺からすればアジングはタナゴ釣りの部類である。


バカなメディアは


サイズがデカい=凄い


みたいに煽っているが、本来のアジングの楽しさというものは、《手軽さ》であったり、《シビアさ》や《趣》であるハズだ。


まあ、『とにかくデカいのが釣りたい!』



それはそれで結構なことだが、俺に自慢されても微塵も動じないんだよね…


ということで…


デカいアジを釣ることは同じ釣り方ならば、小さいアジを釣るより楽しい。



ただ、それだけの事。



人間、ちょっと結果を出したら得意気に自慢したい生き物である。


しかし、class俺くらいになると、年末に尺爆釣したからといって…


南房エリアのデタラメなアジングを小難しく語るような胡散臭い真似はしない。


逆だよ、ちょっと強めのタックルがあれば誰でも釣れる


手返しで数には差はつくが誰でも釣れる


ということで…


デカいと嬉しいよね?


だけど自慢するような難しいアジングじゃないという事実を読者さんには知ってもらいたい。


まだまだ続く?

南房エリアのデタラメ尺祭り!

しっかりとスパイクやライフジャケット等を装備して


南房エリアのデタラメ尺爆釣を満喫するのも面白いよ!




おしまい。







今日の【言葉】



おれは落胆するよりも、

次の策を考えるほうの人間だ。

 

- 坂本龍馬 -


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