どうも!
昨日は・・・
Facebookで面識を持った方と、いつものひろし君とアジング。
結果
【完ホゲ】
大潮の下げ潮がほぼ動かない(潮流が出ない)からだったのか?
誰かの鼻息が強すぎたからか?
とにかくアジは居なかった。
さて、久しぶりの【アジング考察】は・・・
アジングにおけるタングステンジグヘッド
皆さんはアジングでタングステンジグヘッドを使っていますか??
先ずはタングステンってどんな性質があるかを確認してみよう!
- 高融点。金属中もっとも融点が高い。
- 重い。密度が高く、高比重。
- 硬い。高い引っ張り強度、硬さ。
- 高温に強い。高温強度が強く、熱膨張係数が金属中最も小さい。
- 放射線を通しづらい。
- 腐食しにくい。耐酸・薬品性能が高い。
比重とは
「同じ体積の水の重さ」との比
「比重 1.0 なら浮きも沈みもしない、1.0より大きければ沈む、1.0より小さければ浮く」ということです。「水に浮くか沈むか」を判断するための量、「水の重さの何倍か」を表わす量として「比重」が使われると考えてよいでしょう。
(教えてgooより引用)
はい、誰でも知ってる?だろうね。
ではジグヘッドの定番は鉛のヘッドであるが鉛の比重が11.3
という事で解りやすく言えば、タングステンは鉛の約1.7倍の重さがあると考えてよい。
ただし、これは混ざりものがない純度が高い物質の状態での比重でああり、実際には鉛にはアンチモンという比重が鉄に近い物質等は含まれ、タングステンも同様に純度が100%ではないので目安として頭に入れておこう。
さてさて性質や比重を理解したところで実際にタングステンジグヘッドを使用するメリットは??
巷で言われているタングステンジグヘッドの利点を挙げてみる。
① 飛距離が出る(笑)
② 口に入り易くフッキング率が上がる
③ 沈下速度が速い(デメリットにもなる)(笑)
④ 着底が解りやすい(笑)
⑤ 硬く響くので反響感度UP(大笑)
巷で囁かれているのはこれくらいか??
①~③は高比重により体積が小さくなる事からのメリット
④・⑤は硬いことによるメリット(笑)
では実際にどうなのか?
これから書く事は全て【海猿の主観】である。
① 飛距離が出るについて
例えばタングステン・鉛共に1gのジグヘッドにワームを付けてキャスト!!
結論:飛距離は1Mも変わらない。
確かに体積が小さい分、空気抵抗は減るのだが、そもそもヘッド部よりもワームの断面積が大きいので意味なし。
体感できるのは10gくらいのJHで細いワームを使用すれば飛距離は若干伸びるだろう。
② 口に入り易くフッキング率が上がるについて
アジの対象サイズによって、またヘッドウエイトによってフッキング率は変わる。
結論:2g以下のタングステンジグヘッドは必要ない
2gを超える鉛のジグヘッド部は大きくなりフッキング率を低下させると考えている。
18㎝以上のアジを2g以下のジグヘッドで狙う場合は鉛で全く問題なし。
③ 沈下速度が速い(デメリットにもなる)について
①と同じ理論
結論:鉛とほぼ変わらない
④ 着底が解りやすい(笑)
⑤ 硬く響くので反響感度UP(大笑)
について・・・・
結論:都市伝説、迷信である
ちなみに、PEラインで30gとかを使い、尚且つ海底が岩盤であるならば④はある。
しかし、⑤は無い。
STEP.1タングステンジグヘッドの必要性
という事でタングステンジグヘッドの必要性についてまとめてみる。
2g以下のタングステンジグヘッドは必要ない。
先に書いた通り、2gを超えると鉛のヘッド大きくなりがフッキング率を低下させる要因として顕著に表れてくるが、1.5gやそれ以下のウエイトでは鉛とタングステンのフッキング率の差出ることはほぼ無い。
ただし、差はゼロではないので仮に鉛のフッキング率が80%のところでタングステンで81%になるかも。
しかしながら、倍以上する値段とそれに見合うフッキング率UPは見込めない為、私がタングステンジグヘッドを使うのは3g以上である。
将来的に1g~4gまでのタングステンジグヘッドを発売する予定だが、この記事を書く事で2g以下のタングステンジグヘッドの売上は下がるであろう(笑)
釣りメーカーは商売(お金)目的で意味のない理論や情報で一般アングラーを惑わせる。
これは仕方のない事なのかもしれないが、このブログは【真実】を追求するブログ。
正直、私も胡散臭い事を書いてアングラーを煽れば売り上げは上がるだろうが、それは本意ではない。
したがって私はお金の為にアングラーを煽ることは無い。
という事で、アジングに於いてのタングステンジグヘッドってあんまり意味ないけど【MIZAR】から発売されたときは買って下さい!(笑)
以上、考察終わり。
ではごきげんよう!