どうも!
久しぶりに過去記事を【テーマ別】に整理してみたが、読み返してみると我ながらなかなか面白い。
ただ、2012年の10年前の記事までしか整理できず・・・
防衛省市ヶ谷勤務は暇だったのか(笑)記事数がハンパない事になっていた。
さてさて【アジング考察シリーズ】
今回のテーマは・・
ワームのカラーで釣果に差が出る
過去記事にも色々と考察中で【カラー】について色々と書いているのだが・・・・
↑過去、この記事がかなりヒットして、(クリックで飛べます)似たような事をしてブログでUPされている方をチョイチョイ見かけることがある(笑)
さて、このブログの読者さんの中に【カラーで釣果の差が出る】と感じている方はどれくらいいるのだろうか?
あっ・・・・
海猿の答えを先に述べると
【カラーで釣果の差は出る!】
と断言しておく。
『おいおい!海猿はカラー関係ない!って言ってだろ!』
だって??
はいそこのキミ!
まあまあ、そんなに鼻息荒くならずに最後まで読んでみようじゃないか。
これまで数々のルアーフィッシングを経験し、色んな魚をルアーで釣ってきた現在の海猿のカラー理論を書いてみる。
これまでの経験でルアーのカラーの違いで釣果が変わると感じたモノは...
〇 バスのワーム(38年前くらい?ハマり始め)
〇 バスのトッププラグ(28年前のハマりはじめ)
〇 シーバスのシンキングミノー(25年前ハマりはじめ)
〇 メバルのワーミング特に深いボトム付近(ハマりはじめ)
◎ メバルのトッププラグ(今も)
〇 エギングの餌木(ハマりはじめ)
〇 ボトムチヌゲームのワーム(ハマりはじめ)
◎ 管釣りの浅いレンジの時のスプーン(今も)
〇 アジングのワーム(ハマりはじめ)
等々、であるが、まだまだ沢山あるが、あんまり書くと文字数超えるのでこれくらいにしよう。
(ハマり始め)というのは、その釣りにのめり込んでる初期の段階である。
◎印は今でもカラーの違いで釣果のを感じる事があるが、他の〇印は今は感じていないものだ。
見て解ると思うが、殆どがハマり始めであり所謂、十分な【検証】が出来ていない段階の【思い込み】で判断していたわけだ。
どんなルアーフィッシングでも始めた頃っていうのは、釣れれば嬉しさ百倍で【エース級のカラー】を自分のなかで作り上げるのが人間である。
そういう海猿も初期段階ではやはり【釣れるカラー】・【釣れないカラー】を自分の中で決めつけていた。
そして、経験を積み、どんどん釣果を上げていくうちに普段は投げることも無い【釣れないカラー】と認定していたルアーを投げてみる余裕が生まれるのは読者さんも経験したことがあるだろう。
そして・・・
そのダメ出しカラーのルアーで普通に釣れる事も同じく経験した事があるのではなかろうか??
しかし、経験を積んで、沢山釣っているアングラーでも【カラーで釣果の差は出る】と考えている方は居るのだが、それは【解釈】の違いからそう思っているのであろう。
この【解釈の違い】ってのは説明すると長くなるので次回以降の【考察】で書く事にする。
これまで色んなアングラーを見て、話をする中で上級者、経験値の高いアングラーほど【ルアーのカラーで釣果の差が付く】とは考えていない事が多い。
そう、やり込んでるアングラーほど
『カラーなんて何でもええ!』
と言っているのだ。
特に【アジング】では経験値と技術の高いアングラーが『ワームのカラーで釣果の差が出る』という事を言っているのを聞いたことがない。
おいおいおいおい!!!!
お題では【カラーで釣果の差が出る!】と言ってなかった?って?
ここからが海猿理論
夜のアジングではワームの色が白だろうが、赤だろうがクリアだろうが、グローだろうが、ノングローだろうが全く同じように釣れる。
もしかしたら昼間であれば、黒とクリアといった正反対のモノならば多少の差は出るかも。
これは経験を元に思い込みや決めつけ無しに冷静に【解釈】して導いた答えである。
いつも言っている事だが、釣果に対し、正しく【検証】した正しく【解釈】するのは難しい。
解釈を誤るというのはどういうことか?
例えば、プロ野球選手で考えてみよう
シーズン500打席を終え、打率が3割だったバッターが2人居たとする。
というか昨年、広島の鈴木誠也が3割1分7厘・坂倉将吾が3割1分5厘とほぼ同じ打率。
開幕10試合で鈴木誠也が35打数14安打と大当たり、一方の坂倉将吾は32打数6安打だったとしよう。
シーズン通せばほぼ同じ打率の選手(カラー)だが、たかが10試合の結果で決めてしまい坂倉将吾をスタメンから外すのは正しい【解釈】・【判断】ではないだろう。
白いワームで35キャストで14匹、赤いワームで32キャストで6匹という事象が起きた場合、たかだか35回程度の検証で『白いワームが今日の当たりカラー』、『赤は釣れない』のように決めつけてしまうことが【解釈を誤る】という事である。
他にも『カラーを変えたら釣れた!』という経験は読者さんもあるだろう。
当然、自分も経験はある。
しかし、ここからの解釈が2通りあるのだ。
① カラーを変えたから釣れた!
② カラーを変えなくても釣れたのでは?
さて、①という答えを出すのはあまりにも短絡的であり、信憑性が低いのは鈴木誠也の例えで理解できると思う。
1投づつ、同じタックルで交互にカラーを変えて100匹対50匹のように倍以上の差が出れば信憑性はあるが、そんな結果が出た事のあるアングラーは居ないはずだ。
そもそもカラーを変えたという事は【釣れていなかった】と予想が付くし、そういった個体が少ない状況であれば尚更【たまたま】だったのでは?という思考に至らなければ正しい【解釈】はできないのである。
あ、【解釈】は次回の考察のつもりが・・・
ついでに書くことにしよう
釣りにおいて【解釈】
●なぜ釣れたか
●なぜ釣れないか
これを誤ると技術や知識を上げるのは難しい。
どういうことかというと、
人間は目に見える簡単なモノで答えを決める生き物
例えば、
ワームの色が悪かったから釣れない
ロッドの感度が無いから釣れない
ラインが・・・
ジグヘッドが・・・
キャスト方向が・・・
このワームだから釣れた
このロッドだから釣れた
そういうふに決めつけるほうが簡単だからそうなる。
チョッとテーマからズレているのは承知の上でついでに書いておこう。
この、【安易な決めつけ】で楽しむことは否定するつもりもないし、カラーローテーションして
『この日の当たりカラー発見!』
とか、そういう楽しみ方は人それぞれである。
ただ、【安易な決めつけ】は何がマイナスに作用するかというと
【思考がストップ】するという事。
釣れる、釣れない理由をロッドやワームのカラー、種類、立ち位置等、簡単に決めつけることによって、そのアングラーは考えることをしなくなる。
ロッドを変えれば釣れるだろう
ワームを変えれば釣れるだろう
そっちに投げればつれるだろう
そんな具合に思考はストップ。
決めつけることなく疑問を持てば、
『レンジを外したからか?』とか、『たまたま通ったか?』というふうに思考はストップしない。
それが上達する上で絶対に必要な要素だと考える。
だからこそ、先に書いたようにやり込んで上手なアングラーは道具や立ち位置で釣れる、釣れないという【解釈】はしないのである。ただ、【立ち位置】は影響する事はあるが、安易には考えないのが本当の上級者であろう。
さて長くなったのでまとめよう
というか
『カラーで釣果の差が出るってのはどうなった?』って?
そうそう、カラーで釣果の差が出るんだよ
【自分の信じるカラー】
を使うことで釣果が上がる。
どんなカラーでも自分が釣れると思うカラーを使うことでモチベーションが保たれて、より集中したり釣りが雑にならない事で釣果が上がるのである。
読者さんも経験があると思うが、『釣れないだろう・・』と思ってる実績のないルアーやカラーを使ってる時ってレンジ操作が雑になったり、巻きが早くなったり、釣りが雑になってしまったことがあるハズ。
以上が現在の海猿が考える【カラー理論】である。
こういう事を書くとか必ず批判(カラー関係ある論者)もあるとは思うが、あくまでも【海猿理論】であり、カラーに拘ってアジングを楽しんでいるアングラーを批判しているわけではない事は承知してもらいたい。
ここで伝えたい事は釣りを短絡的に判断することで【思考が停止】する。
そうなると釣りに【飽きる】のが早くなるのである。
釣りを長く楽しむには答えを決めつけず【可能性】や【想像】を持ち続けること。
自分自身がアジングを15年やっても飽きることなく楽しめているので、その楽しみ方を伝えたい。
釣りを深く、長く楽しく続けていく為の考え方であることを理解し実践してもらいたい。
ということで海猿のワームケースは無機質である
以下の同色系しか入っていない。
15年くらい前から【自分の信じるカラー】レインの125カラー
10年前に爆買いし未だ在庫多数のこのカラーで日本全国、昼夜問わず365日使っている。
そして・・・
理想のフックが納品された。
見覚えがある???
では!ごきげんよう!!